2021-01-21から1日間の記事一覧

六拾七番 甘くて儚い恋の予感

【67番目のうた】 春の夜の夢ばかりなる手枕にかひなく立たむ名こそ惜しけれ 【意訳】 春の夜の夢にすぎないあなたの腕枕のせいで噂がたったらつまらないわ 【作者 周防内侍】 周防守の娘で代々天皇に女房として仕えました。女房三十六歌仙のひとりで「周防…